EPAとDHAをともに大量に含有しているイワシ油からつくった、EPA60%とDHA55%の2種類の濃縮脂肪酸を培地に添加して、ユーグレナをそれぞれの培地で培養してみました。結果は、研究スタッフの期待どおり、EPA強化培地で培養したユーグレナにはEPAが、DHA強化培地で培養したユーグレナには、DHAが、総脂肪酸の50%以上含まれていることがわかりました。これで脂肪酸組成という点では、海産クロレラを超えた栄養価の高いプランクトンが培養できたのです。しかも、DHAを総脂肪酸の50%含有しているプランクトン、つまり、ユーグレナはいまだかつて発見されていないというほどの、栄養価値に優れたプランクトンが誕生したのです。ハリマ化成では、さらに研究を進め、添加する脂肪酸の量や、DHA、EPAの純度を変えることによってユーグレナの中のDHAやEPAの量、含有比率を自在にゴッドロールできることもわかりました。これは、各栽培漁業センターで、DHA、EPAを何%含んだワムシやアルテミアをつくりたいというときに、DHA、EPAの含有量や比率を指定することができるわけです。つまり、オーダーメイドの脂肪酸組成を持ったユーグレナの培養が可能になったのです。
[参考]
DHA|サントリーウエルネスオンライン
http://www.suntory-kenko.com/supplement/main/43322/
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