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多くの夜型勉強法のライバル

肉体的にも精神的にも疲労が蓄積した状態で、眠気と闘いながら参考書や問題集に向かっても、記憶力や理解度が高まるはずはありません。その点、早朝の勉強は非常に効率的です。ある研究者の報告によれば、朝一時間は夜三時間の勉強に相当するとの説もあるほどです。疲れた頭で夜に勉強するよりは、さわやかな気分でやる朝の方が、集中力が三倍高まるというわけです。加えて、早朝は生活騒音も少なく、友達からの電話で、集中力を中断させられることもない、といった利点も多い。また、例外なく開始時間が朝である入試を考えれば、夜型が得か、朝型が得かは、言うまでもないでしょう。ペースダウンに悩んでいる受験生には、夜型中心を改め、早朝勉強法を取り入れることを強く勧めたい。そのような受験生に限らず、計画通りに進んでいる受験生であっても、そろそろ本番を見据えて、体内リズムを入試で最大限の力を発揮する意味からも朝型勉強法に切り替えるべきです。「早起きは三文の得」のことわざ以上の成果を実感するはずです。ただちに、早朝勉強を実践し、多くの夜型勉強法のライバルに、三倍の差をつけましょう。

募集要項にない追加募集

募集要項にない追加募集をする学校が例年たくさんあります。各都道府県の私立中学高等学校協会やテスト会社のホームページにはそうした情報が掲載されますので、それらで探すことができます。これまで頑張ってきたお子さんの努力が無にならないよう、お母さんが粘り強く受験先を探してあげてください。思うような学校に合格できなかった場合に「合格した学校がこれこれの偏差値より低いところなら、高校でリベンジさせる」と言うお母さんがよくいます。ですが、今日まで受験勉強してきて、中学に入って、また高校受験の受験勉強をするという生活でいいのでしょうか。「十代で受験は二回」、私はそう考えています。中学受験したら、あとは大学受験です。三年ごとに受験するような生活を送ることは、本人にとって決してプラスにはなりません。「好きなこと」「得意なこと」「かけがえのない友人」……そうしたものをつくる時間がなくなってしまうからです。偏差値が低いところでもいいではないですか。今は、そうした学校でも先生は一生懸命に頑張っています。生徒一人一人に親身になって接してくれます。

進路に悩む受験生

進路に悩む受験生は、あまりにも人生を安直に考えすぎていることに気がつかなければならない。さきにも書いたように、好きなことなどそう簡単にわかるものではない。悩める受験生は、まわりのみんながどうしているかが気になっているようである。まわりの人がみんな、高校・大学や学部や仕事を含めて、自分の人生の進路を、自信を持って決めているように思っている。しかし実際には、そんなことはない。「こんな時期なのに」と悩む女子高校生は、大学を卒業して会社に入るとみんなが結婚するので、自分も寿退社をしなければと思うような人になる。「こんな時期なのに」が「こんな歳なのに」に代わるだけである。「特に好きな科目がありません」と悩む人は、みんなは好きな科目があると思っている。みんなもあなたと同じで好きな科目などない。そして好きな科目がないから、将来どの職業についてよいかわからない。そこでどの学部にいったらいいかわからないと悩む。他の人も、自分はこの仕事がしたいからこの学部にしようなどと考えているわけではない。みんなも同じである。


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